青木毅
リーダーへの一言コラム

営業とは「愛」、そして「自己成長」

私は営業は専門アドバイザーであり、
専門のコンサルタントであると思っています。
 
医者や弁護士の職業の方のように、
人の相談にのり、
そして、その解決策として、
商品やサービスを提案する仕事であると考えています。
 
ですから、どこまでも、
相手に対して「お役に立ちたい!」
という「愛」を持って接していく必要があります。
 
そして、相手の相談にのり、
話をするわけですから、
相手から信頼される人物になるべく、
まず自らがどんどんと「自己成長」していく必要があると思っています。
 
そのことを感動と共に感じさせてくれた本があります。
 
「生きていくあなたへ」
105歳 どうしても遺したかった言葉
日野原重明著
 
聖路加病院の院長であった日野原先生の本です。
 
105歳まで生涯現役で医者としてあり続けた日野原先生の
本当に亡くなる直前の最後の本であり、
私たち生きている者への最後のメッセージです。
 
こんなにも愛にあふれ、
105歳という年齢まで、
自己成長を目指しておられたということに、
ただ、ただ、驚くばかりです。
 
この日野原先生の一つ一つのメッセージは、
私の心に深く染み入り、
涙を溢れさせてくれるものでした。
 
そして、私にまだまだやらなければいけない気持ちを
持たせてくれるものでした。
 
ぜひ、これを読まれているあなたにも
お勧めしたいと思います。
 
今日はその中の「愛」についての
一文をご紹介したいと思います。
 
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古今東西、人間にとって愛は大きなテーマです。
愛してほしいというのは当たり前の感情です。
 
人は一人で生きていくことはできませんし、
誰かを愛したとき、
その人に愛されたいと感じるのが人というものでしょう。
 
では、愛されるためにどうしたらいいでしょうか。
僕が聞いた、とても素敵な話があります。
 
 
イタリアの大歌手フィオレンツァ・コッソットが、
舞台に出るときの話です。
 
75歳まで異例の長い舞台生活を送った彼女には、
聴衆と一体になり、
愛される秘訣があるそうです。
 
ステージの上で何千人も前にして、
自分というものを音楽で表現する、
つまり、さらけ出すという好意をするときに、
心の中でいちばんの障害となるのが、
聴衆に自分は愛されているだろうかという
不安に襲われることだそうです。
 
もしも何千人もの聴衆の中の一人でも
自分を嫌っているのではないかと思うと、
その瞬間に自分を見失ったしまうかもしれない。
 
そんな繊細な心を持った彼女は、
あるとき気がついたそうです。
 
今日この会場にいる全員に愛されるためには、
まず私が今日ここにいる全員を
心から愛さなければならないのだと。
 
それから彼女は、
舞台に出るときはいつも、
心の中で一人一人に
 
「私はあなたのことを愛しています」
 
という思いを伝えるのだそうです。
 
 
そうするとその気持ちが必ず聴衆に伝わる。
 
異例ともいえる彼女の長いキャリアは、
彼女自身と聴衆との愛の交歓によって
成り立ったのかもしれません。
 
 
医者として、
クリスチャンとして、
そして音楽や執筆活動を通じて、
僕は自分以外の誰かのためにできることを
考え続けててきました。
 
そのことが、
結果として、
僕を愛で満たしてくれたのではないかと思います。

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